【石暦】歯に関係することで有名になった!アパタイト

「歯に関係することで有名になった!アパタイト」
「芸能人は歯が命」というフレーズで一躍名が知れた「アパタイト」。
1995年のことなんですね、わたくしオハナはバッチリ記憶にあります 笑
今回は人間の体の不思議とアパタイトについて、少しお話ししましょう。



人間が作り出すって、知ってた?


歯磨き粉の「アパガード」という商品は、毎日のブラッシングによって少しずつエナメル層に傷がついた歯の表面や、初期の虫歯を再石灰化して虫歯予防をするものです。
22年経つ現在も、ずっと売れ続けているようで素晴らしいですね!
その「虫歯予防」の働きをするのが、ハイドロキシアパタイトといわれる鉱物です。実はこの鉱物、わたしたち人間の歯の表面にあるエナメル質の96%、そしてなんと骨の70%を占める物質なのだそうです。


「へ~!鉱物で占められてるの?でもそれってどうやって?」と、不思議に思うのも無理はありません。血と肉と骨で出来ているという感覚はあっても、体の一部が鉱物で出来ているなんて、あまり考えたことないですものね。


ではその鉱物がどうやって形成されるのかというと、わたしたち人間が自分でハイドロキシアパタイトを作り出しているからなのです。
すごいですよね!人間の体ってつくづく神秘的だな~と思います。


とはいえ、これからご紹介するアパタイトとハイドロキシアパタイトは、別物です。
でも「アパタイト」という鉱物のグループは一緒なんですよ。


ですので、アパタイトを利用して人工歯根(インプラント)や人口骨などが作られており、私たちの健康のために一役買っているわけなんです。もちろん歯によいとされていますから、キシリトールとアパタイトが配合されたガムや、カルシウム補給のお菓子として流通している商品もあります。


アパタイトの役割


アパタイトは、歯や骨によいというお話しからもわかるように、パワーストーンとしては歯や骨などの体の構造的な部分に、プラスの作用があるといわれています。ちょうど成長期の子どもに、健康のお守りとして持たせてあげるのもいいかもしれませんね。


また、オハナが昔アパタイトを知るきっかけとなったのが「メンタル」に関する作用でした。どうしても気分が落ち込んだまま浮上してこないときや、自分に自信が持てずに後ろ向きな発想になってしまう場合に、アパタイトを身につけることによって、エネルギーを補充したりフォローしたりといった働きをしてくれるのです。


アパタイトは基本的には透明の石で、マンガンなどの含有量によってカラーリングが異なってきます。質が良いといわれているものは、透明感のあるブルーでアクアマリンに非常に似ています。また、エネルギーも非常に良質です。カラーが濃い紺色のようなものは、サファイアに近い見た目をしていて、緑がかったものはエメラルドに似ています。

アパタイトを扱うとき、気をつけたいこと


骨や歯によいとされていても、アパタイトそのものは硬度が硬いわけではありません。
ですので、高いところから落とした場合などの衝撃を加えると、ひび(クラック)が入ってしまうことがあります。また、太陽光にあてることで退色してしまい、美しい色が褪せてとてももったいない状態になります。


浄化の際には、流水と太陽光は避けて、月光浴や水晶クラスター、セージや音で行うようにしましょう。粗塩に関しては、厳禁とまではいいませんが、やらなくても済むのなら粗塩は避けておきたいところです。

組み合わせによって効果をアップさせる


アパタイトは組み合わせによって、もうひとつのエネルギーをパワーアップさせることができるといわれています。
たとえば、インカローズとアパタイトを組み合わせてブレスレットなどを作った場合には、恋人との関係性を良好にして、長くお付き合いするエネルギーを助長させます。
また、クリソプレーズと組み合わせると、人生がスムーズに流れるようになりアマゾナイトと組み合わせると幸運が舞い込みやすくなるといわれています。
アパタイトそのものでも、メンタル的にリラックスさせて落ち着きを取り戻す手助けをしてくれますが、さらに癒やしのパワーが強いグリーンアベンチュリンと組み合わせることで、気の流れをよくして運気を回復してくれます。
血の疾患によいとされるガーネットと組み合わせると、婦人科の疾患を緩和させてくれるとも言われています。

おわりに


オハナは、メンタルが落ち込んでいるときにアパタイトのビーズでブレスレットを作ったことがあります。ブレスレットを作っている最中から、その美しいカラーリングに視覚的に癒やされたのでしょうか。完成したときには、幾分か前向きな気持ちになっていたことを思い出します。メンタルだけじゃなく、健康面のヒーリング効果にも期待が持てるパワーストーンですので、興味のある方はぜひ手にしてみてください。



ライター:オハナ(OHANA)