【石暦】ポピュラーな人気者、メノウのアレコレ

メノウと聞くと、あまりにポピュラーすぎてありがたみを感じない・・・なんてことはありませんか?ありふれているからこそ、その美しさに気付く幸せってあると思います。
願望実現の石・子宝に恵まれる石といわれるメノウの魅力についてご紹介します。



メノウの由来と、その性質


メノウ(瑪瑙)という字を読んでごとくなのですが、名まえの由来は馬の脳に見た目が似ていることからつけられました。英語ではagate(アゲート)で、この由来はギリシャ語のachatesからきていて、イタリア・シチリア島の同じ名前の「Acate」という川(現在ではディリッロ川)でこの石が産出されていました。しかし、日本では北海道の礼文島にあるメノウ海岸で、玉髄系の透明感のあるメノウを拾うことができ、多くの観光客を魅了しています。北海道旅行を計画している方は、礼文島までちょっぴり足を伸ばしてみてはいかがでしょうか♪


また、メノウは微細な石英の結晶が集まってできた石なので、多くの人に愛されているカルセドニーと基本的には同じ仲間です。区別する点は、色ムラが少なく一定のものをカルセドニーといい、縞模様があるものをメノウと呼んでいます。
このように、結晶が集まってできているため、「結びつきを強くする」といわれており、仲間同士の結束を強くしてくれるのだそうですよ。
何かを一緒に成し遂げようとしている仲間同士で、メノウを持つのも良さそうですね!

メノウは、微細な石英の結晶の集合体だと先ほどお話しをしましたね。ということは、わたしたちがどんなに目を凝らしても見る事ができない「小さな穴」が無数に存在しているということになります。
これを多孔質といい、この特質を生かして、イオン溶液を浸透させて焼き付けたり、染めるなどして非常に美しいメノウに生まれ変わることができるのです。
美しいカラーリングをした、メノウの輪切りコースターなど見たことがあると思いますが、それが多孔質を生かして作られたものです。


メノウの仲間をご紹介しましょう


メノウには大きく分けて2種類あり、火山性のものと堆積製のものとありますが、どちらもモース硬度は7で、これは水晶と同じなんです。ですので、割れると非常に鋭利な形になるため古代ヨーロッパ地方では、槍(やり)などの石器武器として使われていた時代があったそうですよ!
ではここで、そのメノウの仲間たちをご紹介しましょう!


■オニキス (onyx)
とても多く流通していて、縞瑪瑙(しまめのう)ともいわれている石です。蛋白石質と石英質の部分が交互に配列するので、黒と白の美しい縞が見えます。迷うことなく、信念を通す凜としたエネルギーがあるそうです。

■デンドリティックアゲート (dendritic agate)
内包物がしだ植物のように見える、不思議な模様をしているメノウです。デンドリティック(dendritic)とは「樹状の」という意味で、見た瞬間に「なるほど!」と納得してしまうほどです。幸せな家庭を築くお守りとされていますよ。

■サードニクス (sardonyx)
サードオニキスとも呼ばれていますが、和名は紅縞瑪瑙(べにしまめのう)や赤縞瑪瑙(あかしまめのう)とも呼ばれています。縞模様が赤と白で、とても美しいのが特徴ですよ。
男女和合の石といわれています。

■メキシカンアゲート (mexican agate)
サイクロプス アゲート(白天眼石)ともいい、ミルキーホワイトの中に、目玉のような模様があるメノウをいいます。余談ですが、オハナはこのメノウが大好き♪

■モスアゲート (moss agate)
もうひとつ、オハナが好きなアゲートがこれ。苔瑪瑙(こけめのう)とも呼ばれているもので、内部には緑泥石か類似の結晶を内包しています。これを研磨すると苔状の模様が現れるんですよ。やっぱりこれも、ひとつとして同じ模様はなくて、木の枝のように見えるものや深い森林のような模様などがあって、自分のお気に入りを探すのがとても楽しい石です。

メノウのカラーはおおよそ8色で、白色、黒色、灰色、褐色、青色、赤色、黄色、緑色といわれています。



メノウを元気にする浄化方法


メノウが苦手とする浄化方法は、唯一太陽光です。そのほかのセージ、月光浴、流水、水晶は問題なくOKですよ。

余談ですが・・・メノウと勾玉ってセットな印象


勾玉(まがたま)をご存じな方はどのくらいいるでしょうか。パワーストーンのアクセサリーなどが好きな方は、勾玉のペンダントやストラップなど愛用しているかもしれませんね。勾玉といえばメノウ!というくらい、その印象は強いのではないでしょうか。
もともと勾玉は、石やガラスや金属といったものを“くの字”のかたちに加工されたもので、古墳時代の発掘現場からよく見つかっていましたね。その時代、勾玉は魔術などのような場面で占いや呪術といった儀式の際に使われていたのだそうですよ。

また、この形ゆえ様々な見解があるようです。たとえば・・・。

「母親のお腹にいる子」
「太陽と月」
「丸い魂(たましい)が飛び回る姿」
「内臓のじんぞう」
「動物のきば」

などなど、非常に色々な説があり、形状の由来に関する本当のところはまだわかっていないんだそうです。



おわりに


とても多くの種類があるメノウ。自分好みのメノウと出会うと、テンションも上がって毎日楽しくなるのを実感します。お値段もお求め安いので、ぜひぜひ手にとってみてくださいね!



ライター:オハナ(OHANA)






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