ソーダライト の基本情報

ソーダライト の鉱物説明

ソーダライトは黒みがかったブルーの鉱物で準長石の一種です。ケイ酸塩鉱物の一種でもあります。

よくラビスラベリとまちがえてしまいます。品質の良いものほどブルーが綺麗です。

ソーダライトには硫黄が含まれていますので紫外線を浴びるとピンク色に変化したりします。
これは「ハックマナイト」と呼ばれ、大変貴重です。

主な産出地はカナダやブラジルやナミビア・ボリビア・インド・アメリカ・南アフリカなどです。
１９世紀初頭、グリーンランドで発見されました。比較的硬度が低くて安価なのでラビスラベリの代用として買われることも多いです。

質の低いものはよく化粧壁や浴室などで使われることもあります。
宝石として人気が出たのは１９世紀末にカナダで良質の堆積層が見つかってからのことです。

ソーダライトは青色で有名ですが、実際は無色、緑、グレー、黄色、ピンクなど様々に変化したりもします。
紫外線で変化したりするのでその変化を愉しむことも可能です。ソーダライトという名前は英語でナトリウムを意味するソディウムにちなんでつけられました。
中に含まれるナトリウムの量が多いからです。

光沢はガラス光沢で、結晶系は等軸晶系です。

イギリスのマーガレット王女がカナダを訪れた時に発見されたので「プリンセスブルー」とも呼ばれます。

ソーダライト の品質について

水での浄化は避けて下さい。